Ubuntu 24.04のパフォーマンスを向上させるための一つの方法として、不要なサービスを無効化することがあります。不要なサービスが起動していると、システムリソースを消費し、パフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。本記事では、不要なサービスを特定し、無効化する手順を詳しく解説します。
環境
- OS Ubuntu24.04
不要なサービスの確認
以下のコマンドを実行して、現在動作しているサービスの一覧を表示します。
$ systemctl list-units --type=service --state=running
一般的に無効化しても問題ないサービスの例を以下に示してます。
- Bluetooth(
bluetooth.service
) - 印刷サービス(
cups.service
) - スキャナーサービス(
saned.service
) - リモートデスクトップ(
vncserver.service
)
使用していないサービスを特定し、リストアップします。
不要なサービスの無効化
不要なサービスを一時的に停止する場合は以下のコマンドを使用します。
$ sudo systemctl stop [サービス名]
例えば、Bluetoothサービスを停止する場合:
$ sudo systemctl stop bluetooth.service
サービスの無効化
次に、サービスを永続的に無効化するには以下のコマンドを使用します。
$ sudo systemctl disable [サービス名]
例えば、Bluetoothサービスを無効化する場合:
$ sudo systemctl disable bluetooth.service
サービスの有効化(必要な場合)
後で必要になった場合は、サービスを再度有効化することができます。
$ sudo systemctl enable [サービス名]
例えば、Bluetoothサービスを再度有効化する場合:
$ sudo systemctl enable bluetooth.service
サービスの状態確認
サービスの状態を確認するには以下のコマンドを使用します。
$ systemctl status [サービス名]
例えば、Bluetoothサービスの状態を確認する場合:
$ systemctl status bluetooth.service
Ubuntu 24.04で不要なサービスを無効化することで、システムリソースを節約し、パフォーマンスを向上させることができます。この記事の手順に従って、不要なサービスを特定し、適切に管理することで、快適なシステム環境を維持しましょう。定期的にサービスの状況を確認し、必要に応じて設定を見直すことをお勧めします。
この記事を参考にして、Ubuntu 24.04のパフォーマンスチューニングを行い、より効率的なコンピューティング環境を構築してください。
The post Ubuntu24.04 不要なサービスを無効化する手順 first appeared on mebee.