この記事では、Ubuntuで特定の期間内に変更されたファイルを検索する方法について説明します。特定の期間のファイル変更を確認することは、システム管理やデータ監査において非常に重要です。以下にさまざまな方法を紹介します。
findコマンドを使用して最近変更されたファイルを検索
findコマンドは、特定の条件に基づいてファイルを検索できる便利なツールです。例えば、過去7日間に変更されたファイルを検索するには、次のコマンドを使用します。
find /path/to/search -type f -mtime -7
`/path/to/search`には検索するディレクトリのパスを指定します。
特定の日付範囲でファイルを検索する
特定の範囲の日付に変更されたファイルを検索するには、-newermtオプションを使います。例えば、2024年1月1日から2024年1月10日までの間に変更されたファイルを検索するには、以下のようにします。
find /path/to/search -type f -newermt 2024-01-01 ! -newermt 2024-01-11
これにより、指定した日付の範囲で変更されたファイルがリストされます。
statコマンドでファイルの詳細な変更日時を確認する
特定のファイルの詳細な変更日時を確認するには、statコマンドを使用します。次のように実行します。
stat /path/to/file
これにより、ファイルのアクセス時間、修正時間、変更時間などの詳細な情報が表示されます。
grepとlogファイルを使って変更履歴を追跡
システムログファイルを使用して、特定の期間に発生した変更を追跡することも可能です。例えば、/var/logディレクトリのログファイルから特定の日付の変更をgrepで検索するには、次のようにします。
grep "2024-01-01" /var/log/syslog
これにより、指定した日付に関連するログが表示されます。
lsコマンドでファイルの変更日を確認する
lsコマンドに-lオプションを付けて実行することで、ディレクトリ内のファイルの詳細なリストを表示できます。
ls -lt /path/to/directory
このコマンドは、最近変更されたファイルを最初に表示します。
rsyncを使って期間内に変更されたファイルをバックアップ
rsyncコマンドを使って、特定の期間に変更されたファイルをバックアップすることも可能です。例えば、過去7日間に変更されたファイルをバックアップするには、次のコマンドを使用します。
rsync -av --files-from=<(find /path/to/search -type f -mtime -7) /path/to/backup
これにより、最近変更されたファイルが指定したバックアップディレクトリに保存されます。
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