この記事では、Ubuntuで指定したポートの開閉状況を確認する方法を紹介します。ポートの管理はセキュリティやネットワークのトラブルシューティングにおいて重要です。
ssコマンドを使ったポートの確認
Ubuntuでは、netstat
コマンドがインストールされていない場合もありますが、ss
コマンドを代わりに使用することができます。ss
は、ネットワークソケットのステータスを表示するための強力なツールです。
sudo ss -tuln | grep :ポート番号
例えば、80番ポートを確認する場合:
sudo ss -tuln | grep :80
lsofコマンドを使ったポートの確認
lsof
コマンドは、開いているファイルやネットワーク接続をリスト表示することができ、指定したポートを使用しているプロセスを確認するのに役立ちます。
sudo lsof -i :ポート番号
ufwを使ったファイアウォールの設定確認
Ubuntuでは、ufw
(Uncomplicated Firewall)が一般的に使用されており、これを使ってポートが開いているかを確認できます。
sudo ufw status
また、特定のポートが開いているか確認するには次のコマンドを使います。
sudo ufw status | grep "ポート番号"
nmapを使ったリモートポートの確認
リモートホストのポートが開いているかどうかを確認するには、nmap
コマンドが便利です。nmap
がインストールされていない場合は、次のコマンドでインストールします。
sudo apt-get install nmap
インストール後、次のように使用します。
nmap -p ポート番号 ホスト名/IPアドレス
ポートの開閉をスクリプトで自動チェックする
定期的にポートの開閉をチェックするために、シンプルなスクリプトを作成し、cron
で自動実行することができます。
#!/bin/bash
if ss -tuln | grep :ポート番号; then
echo "ポートが開いています"
else
echo "ポートが閉じています"
fi
このスクリプトを定期的に実行することで、ポートの開閉状況を自動的に確認することができます。
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